Works ロジェクト
ストーリー

路線の安全で正確な運行を支える鉄道運行管理プロジェクト

ヴァリューシステムに入社して約20年。現在はジェネラルマネージャーとして活躍するI.M.が、
自身のキャリアの転機になったと語る鉄道系のシステム開発&運行管理プロジェクトについて語る。

PROFILE

携わった人

2004年入社
東京支店ジェネラルマネージャーシステムエンジニア

I.M.

前職でシステムエンジニアとして5年間経験を積んだ後、2004年にヴァリューシステム東京支店へ。
金融系、通信系、製造業など幅広い領域でのシステム開発を経て、現在は鉄道系のプロジェクトでジェネラルマネージャーとして活躍。

2つの路線を連携させる対プロジェクトに参画

I.M.は、2004年にヴァリューシステムに入社。金融、通信、製造など、さまざまな業界のシステム構築に携わり、2008年に鉄道系のプロジェクトに参画した。
このプロジェクトは、九州・福岡エリアの駅に乗り入れている2つの大きな路線をシステム上で連携させ、スムーズな運行を実現するというもの。I.M.にとっても、経験のない大規模なプロジェクトだった。
「私のキャリアの転換点は、間違いなくこのプロジェクトです。鉄道系の業務はそれまで経験がなかったため、最初は鉄道業界の専門用語が全くわからず、戸惑ってばかりの毎日でしたね。先行して開発を進めておられた他社の先輩にも何度も質問しながら、一心に開発を進めていきました」。

さまざまな苦心を経てプロジェクトを完遂

現在ほど、オンライン会議の環境が整っていなかった当時。システム開発は複数の拠点をまたいで行われていたため、スタッフとの情報共有や意思疎通にも苦心したという。
「基本的に伝達手段は電話かメールでした。リアルタイムで情報共有しにくく、相手の表情も見えなかったので、うまく意思疎通できなくて問題になることもあったんです」。鉄道系システムに関する経験の少なさ、複数拠点の同時開発ゆえの進行の難しさに加え、サービス開始の前日には、関連路線が自然災害に襲われるという想定外のトラブルも発生。初日の運用開始が危ぶまれる瞬間もあったが、翌日にはなんとかサービス開始にこぎつけ、I.M.の最初の鉄道系プロジェクトは無事に一段落を迎えた。

より安全に、より正確に運用するために

そのプロジェクトから十数年が経過した現在も、I.M.は同じシステムの開発・運用に従事し続けている。駅ホームの発車標などに実装される運行管理システムを中心に担当し、毎日数万人にのぼる利用客のスムーズな移動を支え続けている。
「鉄道の利用客が増えれば、列車の本数を増やす必要があります。新車両が導入されれば、走行速度がアップするので時刻表を変えなければならない。私たちは、そういった変更が発生するたびに、新たなシステムの開発や改修作業を行います。そのすべてが、正確で安全な日本の鉄道の運行を支える重要な業務です。とても大きな責任と緊張感が伴いますが、だからこそ、誇りとやりがいが持てる仕事だと思っています」。

ジェネラルマネージャーとして次世代を育成

現在は、マネージャーからジェネラルマネージャーになった。現場では自身のシステムエンジニアとしての業務に加え、後輩を含めた最大10名の後輩のマネジメント業務も行っている。
「今は立場上、後輩の育成に多くの時間とエネルギーを注いでいます。このプロジェクト開始当初は、本当に不安な毎日を過ごしましたが、そこで助けになったのは先輩方の存在です。だから私も、後輩たちがどんな時に不安を感じるか、自分の経験を思い出しながら声がけしています。いずれ彼らが先輩になった時に、同じように感じてもらえたらうれしいですね」。
相手の気持ちをどこまでも理解し、役に立とうとする心を持った真の「義術者」を目指し、I.M.と彼のプロジェクトチームは、今日も研鑽を続けている。

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